探査
「過去の探査結果を詳細に調べる」などのように使う「探査」という言葉。
「探査」は、音読みで「たんさ」と読みます。
「探査」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「探査」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
探査の意味
「探査」には次の意味があります。
・未知の物事について、さぐり調べること。(出典:デジタル大辞泉)
「探査」をわかりやすく言うと「知られていない物質や現象について調査すること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そうしろと指示されてはいなかったが、探査体はさらに接近をつづけた。
(出典:ジョン・ヴァーリイ『ブルー・シャンペン』)
・フジが意識を回復したのは、探査艇にかえって数時間たってからだった。
(出典:小松左京『神への長い道』)
・母都市のために遙か遠くの探査を実行するのは、考えるだけで胸が高鳴る。
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 1 星界の断章 I』)
・だが、いずれにしろわれわれはチームとしてこの惑星を探査しなければならない。
(出典:R・エイヴァリー『コンラッド消耗部隊(全4巻) 1 クレイトスの巨大生物』)
・これまでの探査でそこに行き当たらなかったと考えてもおかしくないだろう?
(出典:野尻抱介『太陽の簒奪者』)
類語
・捜索(そうさく)
意味:行方不明の人や物をさがし求めること。(出典:デジタル大辞泉)
・追求(ついきゅう)
意味:目的を達するまでどこまでも追いかけ求めること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・調査(ちょうさ)
意味:ある事柄を明確にするためにしらべること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・審査(しんさ)
意味:詳しく調べて、適否・優劣・等級などを決めること。(出典:デジタル大辞泉)
・探索(たんさく)
意味:蓄積された情報の集合から、特定の情報要求を満たすような情報を探し出すこと。(出典:図書館情報学用語辞典 第5版)