挙式
「挙式の準備で忙しい」などのように使う「挙式」という言葉。
「挙式」は、音読みで「きょしき」と読みます。
「挙式」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「挙式」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
挙式の意味
「挙式」には次の意味があります。
・式を行うこと。特に、結婚式をあげること。(出典:デジタル大辞泉)
「挙式」をわかりやすくいうと、何かの式(あらかじめ決まった作法がある行事)をするという意味になります。結婚式という意味で使われることの多い言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・いよいよ最後のお別れの挙式だ。
(出典:巖谷大四『懐しき文士たち 昭和篇』)
・挙式に来てくれた仲間たちにも、妊娠中であることを隠そうとはしなかった。
(出典:鈴木光司『バースデイ』)
・式の当日、控え室で挙式の時間を待っている父の様子は余裕が感じられた。
(出典:李成『砧をうつ女』)
・何せ急なので内輪の者二十数人が出席しただけのささやかな挙式である。
(出典:足立倫行『妖怪と歩く ドキュメント・水木しげる』)
・彼女は三週間後に挙式することになっている婚約者にあてて書きだした。
(出典:森瑤子『クレオパトラの夢 世にも短い物語』)
類語
・婚礼(こんれい)
意味:結婚の儀式。婚儀。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・婚儀(こんぎ)
意味:結婚の儀式。結婚式。華燭の典。婚礼。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・祝言(しゅうげん)
意味:結婚式。婚礼。(出典:デジタル大辞泉)
・結婚式(けっこんしき)
意味:夫婦としての誓約を結ぶ儀式。神前結婚式、仏前結婚式などの形式がある。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・ウエディング(wedding)
意味:結婚式。婚礼。(出典:精選版 日本国語大辞典)