投票
「候補者に投票する」などのように使う「投票」という言葉。
「投票」は、音読みで「とうひょう」と読みます。
「投票」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「投票」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
投票の意味
「投票」には次の意味があります。
・選挙や採決のとき、各人の意思表示のため、氏名や賛否などを規定の用紙に記し、一定の場所に提出すること。(出典:デジタル大辞泉)
主に、支持する人や政党などの名前を紙に書いて箱に提出することを言います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・どちらに投票するかをはっきりと見せる者もいれば、そうはしない者もいる。
(出典:エディングス『エレニア記5 聖都への旅路』)
・自分の行為が何を意味するかを知らないで投票している。
(出典:伊丹万作『政治に関する随想』)
・恐怖の投票の結果、誰からも必要とされていない人は、一人もいなかった。
(出典:時雨沢恵一『キノの旅 第4巻』)
・選挙は終り、あなた方は自分の義務を果たして、正しい態度で投票した。
(出典:ハーラン・エリスン『ステンレス・スチール・ラット シリーズ(全5巻) 5 ステンレス・スチール・ラット大統領に』)
・男は、これは歴史的に重要なものなんだと言って、投票の説明を始めた。
(出典:時雨沢恵一『キノの旅 第4巻』)
類語
・入札(にゅうさつ)
意味:役員などを選挙するとき、名前を記す札。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・青票(せいひょう)
意味:国会で、記名投票によって議案などの表決を行なう場合、議員が反対投票に使用する青色のふだ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・白票(はくひょう)
意味:用紙に何も記入しないで投じられた票。(出典: 精選版 日本国語大辞典 )
・散票(さんぴょう)
意味:ある候補者に対して、方々の投票所で少しずつ入れられる票。(出典:デジタル大辞泉)
・得票(とくひょう)
意味:選挙で候補者が票を得ること。また、その票。(出典: デジタル大辞泉 )