技量
「高度な技量が求められる」などのように使う「技量」という言葉。
「技量」は、音読みで「ぎりょう」と読みます。
「技量」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「技量」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
技量の意味
「技量」には次の意味があります。
・ある物事を行う能力。腕前。(出典:デジタル大辞泉)
「技量」という言葉をわかりやすく言うと、「お手並み」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・困難ではあるが、ケアルの技量をもってすれば失敗することはまずない。
(出典:三浦真奈美『風のケアル 第4巻 朝遠き闇』)
・女の技量をもってすれば、それくらいのことは簡単なはずではないか。
(出典:竹内久美子『あなたの知らない精子競争 BCな世界へようこそ』)
・同時にあの馬を乗りこなした少女の技量に深く感心しているようだった。
(出典:茅田砂胡『デルフィニア戦記 第2巻 「黄金の戦女神」』)
・もしそうなら、パイロットとしての技量は信用するわけにはいかない。
(出典:富野由悠季『オーラバトラー戦記 10 重層の刻』)
・操艦の技量については、現在の帝海では右に出る者はいないと信じています。
(出典:福井晴敏『終戦のローレライ(上)』)
類語
・技術(ぎじゅつ)
意味:物事を取り扱ったり処理したりする際の方法や手段。また、それを行うわざ。(出典:デジタル大辞泉)
・技能(ぎのう)
意味:あることを行うための技術的な能力。(出典:デジタル大辞泉)
・技巧(ぎこう)
意味:技術上の工夫。特に、芸術の制作や表現における技術的な工夫。テクニック。(出典:デジタル大辞泉)
・腕前(うでまえ)
意味:巧みに物事をなしうる能力や技術。(出典:デジタル大辞泉)
・力量(りきりょう)
意味:物事を成し遂げる力の程度。能力の大きさ。(出典:デジタル大辞泉)