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逆撫でとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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逆撫で

「相手の感情を逆撫でする」などのように使う「逆撫で」という言葉。

「逆撫で」は、訓読みで「さかなで」と読みます。

「逆撫で」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「逆撫で」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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逆撫での意味

「逆撫で」には次の意味があります。

毛など、生えている方向と逆の方向に撫でること。転じて、そうされると不快を感じるところから、気にさわるようなことをわざとすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「神経を逆撫でする発言」で「不快感を感じるような発言」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それでも相手の神経を逆撫でしないように、微量の愛想を含ませている。
(出典:富永浩史『スフィア ―哀しみの青想圏―』)

・そうとは知らず私は雄平の心を逆撫でするようなことを繰り返した。
(出典:高橋克彦『前世の記憶』)

・私はその美しさに眼を奪われ、掌で彼のうなじを逆撫でしてみたくなった。
(出典:開高健『青い月曜日』)

・ぼくがかちんと来たのは、そうした自意識を逆撫でされたからである。
(出典:眉村卓『不定期エスパー4』)

・聴く者の神経を逆撫でするような、奇妙な抑揚と響きのある語調であった。
(出典:澁澤龍彦『世界悪女物語』)

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類語

苛立てる(いらだてる)
意味:気持ちをいらいらさせる。(出典:デジタル大辞泉)

煩わす(わずらわす)
意味:悩ます。(出典:デジタル大辞泉)

焦らす(じらす)
意味:いらいらした気持ちにさせる。(出典:デジタル大辞泉)

悩ます(なやます)
意味:悩むようにする。苦しめる。(出典:デジタル大辞泉)

不快感(ふかいかん)
意味:不愉快に思う気持ち。(出典:デジタル大辞泉)

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