打倒
「独裁者を打倒する」などのように使う「打倒」という言葉。
「打倒」は、音読みで「だとう」と読みます。
「打倒」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「打倒」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
打倒の意味
「打倒」には次の意味があります。
・うちたおすこと。うちまかすこと。（出典：）
漢字の通り「打ち倒す」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ジョゼフ王を打倒したあと、そいつを味方にするつもりだったんでしょ。
（出典：）
・彼を打倒した後、時代がよりよいものになるという保証があるのか、ヤン?
（出典：田中芳樹『銀河英雄伝説 7 怒濤編』）
・決して地球の破壊や打倒を望んでいるわけではなく、あくまで開発。
（出典：西尾維新『伝説シリーズ 1 悲鳴伝』）
・だが、その彼らにしても、初めから、幕府を打倒しようと狙ねらったのではない。
（出典：南條範夫『山岡鉄舟(二)）
・そして、腐敗した一枚岩体制の打倒をめざす小グループに加わったのだ。
（出典：R・エイヴァリー『コンラッド消耗部隊(全4巻) 4 アルゴスの有毒世界』）
類語
・転覆（てんぷく）
意味：政府などの組織が倒れること。また、倒すこと。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・傾覆（けいふく）
意味：ひっくりかえること。また、ひっくりかえすこと。（出典：デジタル大辞泉）
・討滅（とうめつ）
意味：うちほろぼすこと。（出典：デジタル大辞泉）
・制圧（せいあつ）
意味：威力で相手を押さえつけること。（出典：デジタル大辞泉）
・滅亡（めつぼう）
意味：ほろびること。絶えてなくなってしまうこと。（出典：デジタル大辞泉）
