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手遅れとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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手遅れ

「手遅れになる前に病院に行く」などのように使う「手遅れ」という言葉。

「手遅れ」は、訓読みで「ておくれ」と読みます。

「手遅れ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「手遅れ」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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手遅れの意味

「手遅れ」には次の意味があります。

手当てや処置すべき時機をのがすこと。遅れたために効がないこと。(出典:デジタル大辞泉)

「手遅れ」という言葉は「手後れ」と表記することも可能です。
本来、やるべきことの機会を逃して、どうしようもない状態の時に使う言葉です。
似たような意味の言葉として「後の祭り」などがあります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・これ以上悪くなると、尼になる頃には手遅れになって死んでしまいます。
(出典:大塚ひかり『源氏の男はみんなサイテー ―親子小説としての源氏物語』)

・敵にしても、すぐにでも迎撃態勢を取らねば手遅れになるのではないか。
(出典:和田竜『村上海賊の娘 下巻』)

・こんなことなら叔父を殺すのではなかったと歯がみしたが、手遅れである。
(出典:茅田砂胡『デルフィニア戦記 第6巻 「獅子の胎動」』)

手遅れになる前に、せめてあの女のメッセージを伝えなければならない。
(出典:福井晴敏『川の深さは』)

手遅れになるまで、だれも事件に気づかなかったのはそのためだろう。
(出典:パトリシア・コーンウェル『証拠死体』)

・わたしをつれもどすことなど考えないで下さい、もう手遅れです。
(出典:ドストエフスキー/北垣信行訳『罪と罰(下)』)

・何にせよ、この悲劇には手遅れですが、正義が行われるためにも、今持っている知識を活用したいと思います。
(出典:三上於菟吉『踊る人形』)

・ご忠告は有難いと思いますがもう手遅れです。
(出典:ガボリオ/松村喜雄訳『ルコック探偵(上)』)

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