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慄くとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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慄く

「恐れ慄く」などのように使う「慄く」という言葉。

「慄く」は、訓読みで「おののく」と読みます。

「慄く」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「慄く」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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慄くの意味

「慄く」には次の意味があります。

恐ろしさ・寒さ・興奮などのために、からだや手足が震える。わななく。(出典:デジタル大辞泉)

冒頭の例文にある「恐怖に慄く」は、「恐ろしさにより、体が震える」という意味があります。また、「寒さに慄く」で「寒さにより、手足が震える」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・声も出ずにふるおのの男子二人ふたりの姿も、ろくろく目に入っちゃいないのだろう。
(出典:竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第6巻』)

・その正体が不明であるという現実に人々は恐れおのの
(出典:安生正『生存者ゼロ』)

・実家で林業の手伝いもしていたという池谷には慄くほどの作業でもないのだろう。
(出典:有川浩『キケン』)

・そして恐怖におのの黒服を、何の躊躇ためらいも無く列車の外に投げ落としてしまった。
(出典:成田良悟『baccano!-1931-特急編- The- Grand- Punk- Railroad』)

・驚きおのの女王様に、生田氏はさらに興味深い遺伝子の話をしてくださったのであった。
(出典:中村うさぎ『さすらいの女王』)

・バイクを降りたら私達は混ざり合って、一人の人間になっているのではないか、とも期待し、おのの
(出典:岩井志麻子『楽園(ラック・ヴィエン)』)

・やはり宮枝は慄く、男はみな殺人魔。
(出典:織田作之助『好奇心』)

・それでも、 「ここで船をひっくり返されたら、ひとたまりもねぇなぁ」 と、雀は心の隅でチラリと慄くのだった。
(出典:香月日輪『大江戸妖怪かわら版3 封印の娘』)

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