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意訳とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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意訳

「大雑把に意訳する」などのように使う「意訳」という言葉。

「意訳」は、音読みで「いやく」と読みます。

「意訳」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「意訳」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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意訳の意味

「意訳」には次の意味があります。

原文の一語一語にとらわれず、全体の意味やニュアンスをくみとって翻訳すること。(出典:デジタル大辞泉)

「意訳」は、原文に忠実ではありませんが、自然で読みやすい文章になります。
一方、「直訳」は原文に忠実ですが、不自然な印象を与える文章になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・大雑把に意訳すると、「おれ、ちょっと出かけてきます」なのだが。
(出典:喬林知『今日からマ王 第4巻 「明日はマのつく風が吹く!」』)

・ここでは若干意訳しておきます。
(出典:ラヴクラフト・ハワード・フィリップス『狂気の山脈にて』)

・誤訳がかなり防げたし、また思い切った意訳も可能になったと思う。
(出典:レーニン/角田安正訳『国家と革命』)

・訳筆は努めて意訳を避けて、原文に忠ならんことを期した。
(出典:岡本綺堂『中国怪奇小説集』)

意訳だが、よく感じをつかんでいた。
(出典:花村萬月『ブルース』)

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類語

適訳(てきやく)
意味:原文にうまくあてはまった訳。適切な訳語・訳文。(出典:デジタル大辞泉)

名訳(めいやく)
意味:すぐれた翻訳や解釈。(出典:デジタル大辞泉)

抄訳(しょうやく)
意味:原文のところどころを抜き出して翻訳すること。また、その訳文。(出典:デジタル大辞泉)

邦訳(ほうやく)
意味:外国文を国語に翻訳すること。また、その訳したもの。国訳。和訳。(出典:精選版 日本国語大辞典)

和訳(わやく)
意味:外国語を日本語に翻訳すること。また、そのもの。邦訳。国訳。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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