情動
「情動が抑えきれない」などのように使う「情動」という言葉。
「情動」は、音読みで「じょうどう」と読みます。
「情動」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「情動」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
情動の意味
「情動」には次の意味があります。
・ 恐怖・驚き・怒り・悲しみ・喜びなどの感情で、急激で一時的なもの。(出典:デジタル大辞泉)
「情動が抑えきれない」であれあば、「急激に押し寄せる感情が抑えきれない」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・声をかけた時には漠然としていた情動の輪郭がはっきりとした気がした。
(出典:神崎京介『禁忌』)
・あるいは、彼女の情動の元になった原因が私の想像とは異なっていたのか。
(出典:The Creative CAT『犬酸漿』)
・これはそもそもどのような情動だったと見ればよいのだろうか。
(出典:栗本薫『翼あるもの4』)
・そうした機械が一般性を持つほど、われわれは自分の情動を理解してはいない。
(出典:養老孟司『涼しい脳味噌』)
・そこにはもう、先刻までの豊かで鮮やかな情動は欠片も見られませんでした。
(出典:高橋弥七郎『灼眼のシャナ 0(短編)』)
類語
・情感(じょうかん)
意味:喜、怒、哀、楽の情。感情。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・情緒(じょうちょ)
意味:喜怒哀楽などにつれて起こる複雑な感情。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・情意(じょうい)
意味:思い。気持ち。(出典:デジタル大辞泉)
・エモーション
意味:情緒。感情。(出典:デジタル大辞泉)
・情念(じょうねん)
意味:感情が刺激されて生ずる想念。(出典:デジタル大辞泉)