恋人
「恋人同士」などのように使う「恋人」という言葉。
「恋人」は、訓読みで「こいびと」と読みます。
「恋人」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「恋人」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
恋人の意味
「恋人」には次の意味があります。
・恋しく思う相手。普通、相思相愛の間柄にいう。(出典:デジタル大辞泉)
現代では、通常、お互いに恋しく思い合って付き合っている場合の相手を言います。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・それでも娘は、死んだ恋人の墓に通うのをやめようとはしなかった。
(出典:CNOVELS編集部『C★NOVELS創刊25周年アンソロジー』)
・若い男が短刀の一突で恋人を殺し、すぐに同じ刀で自分の喉を切った。
(出典:林田清明『死生に関するいくつかの断想 』)
・もし恋人があるとしたら、どんな犠牲を払ってもその恋人を愛したいんです。
(出典:豊島与志雄『自由人』)
・この見習銃士にとってはあの若い女こそ、理想の恋人といってよかった。
(出典:アレクサンドル・デュマ/江口清訳『三銃士(上)』)
・まさしく恋人達の夜という雰囲気だった。
(出典:乃南アサ『躯(からだ)』)
・彼らは恋人同志のように顔を近づけて話し合っていた。
(出典:芥川龍之介『或阿呆の一生・侏儒の言葉』)
・要するに、友達以上、恋人未満、ってやつだ?
(出典:竹宮ゆゆこ『ゴールデンタイム 2巻 答えはYES』)
・二人はもう恋人気取りで肩を寄せあっている。
(出典:川又千秋『狂走団』)