思春期
「思春期の子供たち」などのように使う「思春期」という言葉。
「思春期」は、音読みで「ししゅんき」と読みます。
「思春期」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「思春期」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
思春期の意味
「思春期」には次の意味があります。
・小児が成人に変化する時期.一般的には12〜20歳の時期を指す.第二次性徴などが現れる.前期,中期,後期に分けられることがある.自己同一性形成の時期.(出典:栄養・生化学辞典)
「思春期」とは、人間が心身ともに大人に成長する時期のことを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・思春期の頃「人は何のために生きるのか」ということを毎日毎日考えた。
(出典:佐野洋子『私の猫たち許してほしい』)
・それは思春期の子供にとって、日記を見られるよりも恥ずかしいことだ。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 12 恋物語』)
・思春期の時は本を読んでも、いやらしい所だけを何回も読んでいたのだ。
(出典:佐野洋子『神も仏もありませぬ』)
・思春期という時代がそれを増幅して揺れを大きくしていることもある。
(出典:池上永一『レキオス』)
・基礎教育を終えたALICEは人間で言えば思春期を向かえる頃だった。
(出典:高橋昌也『ガンダム・センチネル』)
類語
・未成年(みせいねん)
意味:まだ成年に達しないこと。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)
・少年(しょうねん)
意味:年が若い人。特に、年少の男子。ふつう、7、8歳くらいから15、16歳くらいまでをいう。(出典:デジタル大辞泉)
・若輩(じゃくはい)
意味:年が若い者。(出典:デジタル大辞泉)
・若造(わかぞう)
意味:若者や未熟者をあざけっていう語。(出典:デジタル大辞泉)
・青二才(あおにさい)
意味:経験の浅い年若い男。あざけりや謙遜の気持ちを込めていう。(出典:デジタル大辞泉)