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徐にとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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徐に

「徐に動く」などのように使う「徐に」という言葉。

「徐に」は、訓読みで「おもむろに」と読みます。

「徐に」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「徐に」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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徐にの意味

「徐に」には次の意味があります。

落ち着いて、ゆっくりと行動するさま。(出典:デジタル大辞泉)

焦ったり慌てたりせずに、ゆっくりと動き始める様子を指します。
昨今では本来の意味ではない「不意に」という意味で使う人が増えています。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・園村は遠くの方を見つめながら、徐に口を開いた。
(出典:谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』)

・さうして、彼等は徐に遠い昔の話をし始めた。
(出典:芥川竜之介『かちかち山』)

・問答を重ねた後、徐に最後の問を下した。
(出典:芥川竜之介『古千屋』)

・笹垣は徐に、桐原洋介が百万円を銀行から引き出していたことを話した。
(出典:東野圭吾『白夜行』)

徐に古典を読む準備を進めています。
(出典:竹内好『近代の超克』)

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類語

穏和おんわ
意味:(性質、態度などが)おとなしくやさしいさま。穏やかで落ち着いたさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

長閑のどか
意味: 静かでのんびりとして落ち着いているさま。(出典:デジタル大辞泉)

緩やかゆるやか
意味:動きや勢いが激しくないさま。ゆっくりしたさま。(出典:デジタル大辞泉)

温厚おんこう
意味:穏やかで、優しくまじめなさま。(出典:デジタル大辞泉)

マイペース
意味:自分に合った進度・方法。(出典:デジタル大辞泉)

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