度量衡
「新しい度量衡の制定」などのように使う「度量衡」という言葉。
「度量衡」は、音読みで「どりょうこう」と読みます。
「度量衡」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「度量衡」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
度量衡の意味
「度量衡」には次の意味があります。
・長さと体積と重さ。また、それらをはかる単位。現在、長さはメートル、体積はリットル、重さはキログラムで表わす。(出典:精選版 日本国語大辞典)
度は長さ、量は体積、衡は質量、またはそれらをはかるものさし、ます、秤などの器具を意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・これらは小数に近い考えだが、度量衡それぞれで異なる小単位があった。
・テューダー朝の時代に、イングランドの度量衡に多数の改革がなされた。
・このため、経済的には類似した制度や度量衡が普及していたと推測される。
・井伏 つまり度量衡の検査されるのに、昔の枡なんかもっていくのです。
・これは度量衡の変更によるもので実質的にはほぼ同量と言われている。
類語
・計器(けいき)
意味:物の長さ・重さ、また、速さなどを計る器械。計量器械。メーター。(出典:デジタル大辞泉)
・メーター(meter)
意味:ものの量や度合いをはかる器械。速度計・気圧計など。(出典:デジタル大辞泉)
・単位(たんい)
意味:長さ、重さ、量などの数量を計算するときの基準となるもの。また、その数値。長さのメートル、重さのグラムなどの類。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・寸法(すんぽう)
意味:基準とする、または基準になっている長さ。また、長さの度合。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・スケール(scale)
意味:長さ、重さ、角度などをはかる器具またはその目盛り。(出典:精選版 日本国語大辞典)