平等
「みんなが平等になるようにする」などのように使う「平等」という言葉。
「平等」は、訓読みで「びょうどう」と読みます。
「平等」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「平等」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
平等の意味
「平等」には次の意味があります。
・かたよりや差別がなく、みな等しいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
「平等」をわかりやすく言うと「みんなが同じように扱われること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・命は平等で、そこにあるだけで生きていく権利があると信じられている。
(出典:奈須きのこ『歌月十夜-17 酔夢月』)
・そして残ったわずかの水を夕方一同の間で平等に分配する予定であった。
(出典:ヘディン/岩村忍訳『中央アジア探検記』)
・だが、全ての人が平等という事はつまり、特別な存在がいないという事だ。
(出典:沖田雅『先輩とぼく 5』)
・見てきたわけじゃないが、世界のどこにも完全な自由や平等などあるものか。
(出典:井田真木子『もうひとつの青春 同性愛者たち』)
・愛されるものにも、愛されないものにも、時間だけは平等に流れてゆく。
(出典:下村湖人『次郎物語』)
類語
・公平(こうへい)
意味:すべてのものを同じように扱うこと。判断や処理などが、かたよっていないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・公正(こうせい)
意味:公平で偏っていないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・公平無私(こうへいむし)
意味:公平で自分の個人的な感情や利益をからませないこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・同様(どうよう)
意味:同じであること。ほとんど同じであること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・フェア
意味:道義的に正しいこと。公平なこと。また、そのさま。公明正大。(出典:精選版 日本国語大辞典)