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国宝とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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国宝

「国宝級イケメン」などのように使う「国宝」という言葉。

「国宝」は、音読みで「こくほう」と読みます。

「国宝」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「国宝」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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国宝の意味

「国宝」には次の意味があります。

重要文化財のうち、特に文化史的・学術的価値の高いものとして文部科学大臣が指定した建造物・美術工芸品・古文書など。(出典:デジタル大辞泉)

「国宝」は文化財の中でも有形文化財として特に価値の高いものとして指定したものをいいます。「国宝級」は比喩的な表現で国の宝になるくらい価値が高いということです。

具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・宋版史記は、世界にただ一組の書物として、現在国宝として残っている。
(出典:山田風太郎『叛旗兵』)

・ある作家の言によると、当今ではイッケツ男は国宝的存在であるそうだ。
(出典:山口瞳『江分利満氏の華麗な生活』)

・昭和三〇年の調査ではじめて紹介され、三三年、国宝の指定をうけた。
(出典:金達寿『日本の中の朝鮮文化 9 阿波・土佐・伊予・讃岐』)

・ふだん留守がちの別荘にそんな国宝的な秘密の品をおくのはおかしいね。
(出典:坂口安吾『左近の怒り』)

・それらは日本の国宝と呼ばれるが、真に朝鮮の国宝とこそ呼ばれねばならぬ。
(出典:柳宗悦『民芸四十年』)

類語

重要文化財(じゅうようぶんかざい)
意味:有形文化財のうち、重要として文部科学大臣が指定したもの。(出典:デジタル大辞泉)

名宝(めいほう)
意味:りっぱな宝物。名高い宝。(出典:デジタル大辞泉)

重宝(ちょうほう)
意味:貴重な宝物。じゅうほう。(出典:デジタル大辞泉)

有形文化財(ゆうけいぶんかざい)
意味:建造物・絵画・彫刻・工芸品・書跡・典籍・古文書・その他の有形の文化的所産で、歴史上または芸術上価値の高いもの、および考古資料。(出典:精選版 日本国語大辞典)

財宝(ざいほう)
意味:財産となる価値の高い物品。(出典:デジタル大辞泉)

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