帯同
「夫に帯同する」などのように使う「帯同」という言葉。
「帯同」は、音読みで「たいどう」と読みます。
「帯同」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「帯同」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
帯同の意味
「帯同」には次の意味があります。
・いっしょに連れていくこと。同伴すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「帯同」とはつまり、「人と一緒になっていくこと」という意味です。
具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・しかし吹田は、ロイヤルズに帯同して全試合を見たいという希望を出した。
(出典:赤瀬川隼『球は転々宇宙間』)
・家族帯同の原則は妻にのみ要求されていると言って過言でない。
(出典:沖藤典子『転勤族の妻たち』)
・彼をTR102へ帯同するためにはセレネスを処方しなければならない。
(出典:安生正『生存者ゼロ』)
・数日して、萱次郎の弟知義が岩名昌山という者を帯同して訪ねて来た。
(出典:海音寺潮五郎『列藩騒動録(三)』)
・そうでもしなければ、一軍に帯同するマスコミに嗅ぎつけられてしまう。
(出典:奥田英朗『空中ブランコ』)
類語
・同行(どうこう)
意味:一緒に連れ立って行くこと。主たる人に付き従って行くこと。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)
・同道(どうどう)
意味:連れ立って行くこと。連れて行くこと。同行。(出典:デジタル大辞泉)
・相伴(しょうばん)
意味:連れ立って行くこと。また、その連れの人。(出典:デジタル大辞泉)
・道連れ(みちづれ)
意味:連れ立って行くこと。同行。また、その人。同行者。(出典:デジタル大辞泉)
・同勢(どうぜい)
意味:一緒に連れ立って行く人々。行動をともにする仲間。また、その人数。(出典:デジタル大辞泉)