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師走とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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師走

「師走の候」などのように使う「師走」という言葉。

「師走」は、音読みで「しわす」と読みます。

「師走」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「師走」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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師走の意味

「師走」には次の意味があります。

陰暦一二月の異称。極月(ごくげつ)。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「師走」を分かりやすく言うと「年の瀬が近づき忙しく、慌ただしく人が動いてる12月のこと」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・明治三十六年の師走の或る夜、治三郎は千鳥足でわが家にかえってきた。
(出典:山田風太郎『明治十手架(下) 山田風太郎明治小説全集14』)

・厠に立つと、窓硝子に庭の木の枝の影が激しく揺れ、師走の風であった。
(出典:織田作之助『世相』)

・何の目的もないそういった日が、師走にはきっと一度くらいはあった。
(出典:五木寛之『風に吹かれて』)

師走に入った早々の二日に奉行所より申し渡し書が不破家に届けられた。
(出典:宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 君を乗せる舟』)

師走にもかかわらず、冬休みに入った子どもをつれて来る親が多いらしい。
(出典:林真理子『美食倶楽部』)

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類語

歳暮(せいぼ)
意味:年の暮れ。年末。 歳末の贈り物。(出典:デジタル大辞泉)

年の瀬(としのせ)
意味:年の暮れ。年末。(出典:精選版 日本国語大辞典)

暮古月(くれこづき)
意味:陰暦一二月の異称。(出典:精選版 日本国語大辞典)

大晦日(おおみそか)
意味:1年の最後の日。(出典:小学館 日本大百科全書)

除月(じょげつ)
意味:陰暦12月の異称。(出典:デジタル大辞泉)

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