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希有とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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希有

「希有な出来事」などのように使う「希有」という言葉。

「希有」は、音読みで「けう」と読みます。

「希有」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「希有」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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希有の意味

「希有」には次の意味があります。

めったにない。きわめて珍しい。(出典:普及版 字通)

とても珍しく、まれなことを意味します。
不思議なこと、とんでもないことを指すこともあります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・だが皮肉なことに、戦士として希有な才能を持って生まれてしまった。
(出典:吉野匠『レイン2 招かれざる帰還』)

・あくまでも一例にしか過ぎず、したがってそれは希有でもなんでもない。
(出典:片岡義男『日本語の外へ(上)』)

・追い込まれて勝負を仕掛けた方が、勝負に勝ち抜くなど希有の話だった。
(出典:ろくごまるに『封仙娘娘追宝録9 刃を砕く復讐者(下)』)

・で、「何もしないためにどこかへ行く」という人は極めて希有である。
(出典:林望『テーブルの雲』)

・俺が君ではなく、その希有な心を感じられることに、俺は感謝する。
(出典:浅井ラボ『されど罪人は竜と踊る』)

・リディアには希有な人間の友達と、親しい妖精たちに囲まれていられる。
(出典:谷瑞恵『伯爵と妖精 第7巻 涙の秘密をおしえて』)

・このあたりの小さなイタリア料理店にピザがないのは希有な出来事だった。
(出典:矢作俊彦『東京カウボーイ』)

・人と人とが戦うという状況下において、残忍さは何ら希有なものではない。
(出典:虚淵玄『Fate/Zero Vol.3 「散りゆく者たち」』)

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