希少
「希少価値」などのように使う「希少」という言葉。
「希少」は、音読みで「きしょう」と読みます。
「希少」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「希少」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
希少の意味
「希少」には次の意味があります。
・少なくて珍しいこと。きわめてまれなこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
「希少」という言葉を分かりやすく言うと、「とても珍しいもの。こと」という意味になります。
具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・面倒なので俺はそんな計算をしないが、割に希少なんじゃないかと思うぜ。
(出典:谷川流『7 涼宮ハルヒの陰謀』)
・世界で二〇人といない聖人よりも、さらに希少な身体的特徴を持つ者。
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第16巻』)
・そのうえ、魔力を持つ部分はフレイアの中でもさらに希少なはずなのだ。
(出典:谷瑞恵『伯爵と妖精 第10巻 ロンドン橋に星は灯る』)
・古道でいくら希少なものを見つけても、外に持ちだすことはできない。
(出典:恒川光太郎『夜市』)
・原則的に、頭領しか持つことを許されない貴重品であり希少品である。
(出典:西尾維新『刀語(全12巻) 刀語 4 第四話 薄刀・針』)
類語
・一抹(いちまつ)
意味:ほんのわずか。かすか。(出典:デジタル大辞泉)
・鮮少(せんしょう)
意味:非常に少ないこと。また、そのさま。わずか。(出典:)
・僅々(きんきん)
意味:数量が非常に少ないさま。わずかに。(出典:デジタル大辞泉)
・珍奇(ちんき)
意味:珍しくて風変わりなこと。また、そういうものや、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・稀代(きだい)
意味:世にもまれなこと。非常に珍しい、驚嘆すべきこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)