射撃
「一斉に射撃する」などのように使う「射撃」という言葉。
「射撃」は、音読みで「しゃげき」と読みます。
「射撃」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「射撃」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
射撃の意味
「射撃」には次の意味があります。
・銃砲から弾丸を発射すること。銃砲をうつこと。銃砲で標的をねらいうつこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「射撃」とは、銃砲などを目標に向かって打つこと、またはその競技のことを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・東京における射撃想定地点は、地上約百二十メートルの高さからだった。
(出典:三好徹『狙撃者たちの夏サミット・コンフィデンシャル』)
・正確な照準射撃は無理な銃だが、彼はそのての銃の扱いには慣れている。
(出典:半村良『ラヴェンダーの丘』)
・それが射撃での眼心手の一致であり、仏教ではこれを法悦と呼んでいる。
(出典:下村湖人『青年の思索のために』)
・私が敵の一斉射撃に向かって行った武者ぶりを知らぬものはないからな。
(出典:ロスタン/岩瀬孝訳『シラノ・ド・ベルジュラック』)
・射撃の規模から、こちらが中隊だということが敵にはわかってしまった。
(出典:佐藤大輔『皇国の守護者1 反逆の戦場』)
類語
・銃撃(じゅうげき)
意味:機関銃・小銃などの銃器で攻撃すること。(出典:デジタル大辞泉)
・発砲(はっぽう)
意味:小銃や大砲などを撃つこと。(出典:デジタル大辞泉)
・狙撃(そげき)
意味:銃で、ねらって撃つこと。(出典:デジタル大辞泉)
・砲撃(ほうげき)
意味:砲弾で攻撃すること。(出典:デジタル大辞泉)
・狙い撃ち(ねらいうち)
意味:ねらいを定めて撃つこと。(出典:デジタル大辞泉)