対談
「対談の場」などのように使う「対談」という言葉。
「対談」は、音読みで「たいだん」と読みます。
「対談」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「対談」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
対談の意味
「対談」には次の意味があります。
・ある事柄について二人で語りあうこと。むかいあって話すこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
直接、向かい合って互いに話をすることを意味します。
似た言葉の「対話」と同じ意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・それとも国王の対談の相手を聞いてわざわざやってきたのかもしれない。
(出典:茅田砂胡『デルフィニア戦記 第8巻 「風塵の群雄」』)
・だから、よけてしまった対談のことがほんとは気になってたんだけどね。
(出典:内田春菊『やられ女の言い分』)
・一度は取材で行って、一度は会議で使って、一度はアソコで対談をした。
(出典:高橋章子『アッコです、ドモ。』)
・しかしそれから後は、彼女から親しい対談をされるような機会を避けた。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)
・近年一度だけ対談してもらったときの不思議な感動が忘れられない。
(出典:赤瀬川原平『老人力 全一冊』)
類語
・面談(めんだん)
意味:面会して直接に話すこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・鼎談(ていだん)
意味:三人が向かい合って話をすること。また、その話。(出典:デジタル大辞泉)
・鳩首(きゅうしゅ)
意味:人々が集まって額を付け合うようにして、相談をすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・討論(とうろん)
意味:互いに議論を戦わせること。意見を出して論じ合うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・ディベート
意味:一定のテーマについて、賛否二つのグループに分かれて行われる討論。(出典:デジタル大辞泉)