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対峙とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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対峙

「敵と対峙する」などのように使う「対峙」という言葉。

「対峙」は、音読みで「たいじ」と読みます。

「対峙」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「対峙」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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対峙の意味

「対峙」には次の意味があります。

山などが向かいあってそびえ立つこと。また、人や軍勢など、対立する双方がにらみ合ったまま動かないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「対」は「向かい合う」、「峙」は「山がそびえ立つ」を意味する漢字であり、「対峙」は「向かい合った山が動かない状態」を表す二字熟語です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・アイツと対峙してから、自分は一度も呼吸というものをしていなかった。
(出典:奈須きのこ『歌月十夜-1 本編』)

・七メートルの距離を置いて二人は対峙し、ふたたび風となって走った。
(出典:菊地秀行『吸血鬼ハンター15 D-魔戦抄』)

・公安隊と対峙している人垣に、あとからあとから人が集まってきている。
(出典:三浦真奈美『風のケアル 第2巻 波濤立つ都』)

・弥介と対峙する愚かさを知って、あるいは江戸を離れたのかもしれない。
(出典:峰隆一郎『人斬り弥介』)

・長羅は自分の後ろに一団を張って敵の大団に対峙しながら動かなかった。
(出典:横光利一『日輪』)

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類語

睨み合う(にらみあう)
意味:互いに相手の動きをうかがいながら向かい合う。(出典:デジタル大辞泉)

対決(たいけつ)
意味:両者が、面と向かい合って事の決着をつけること。また、困難に正面から立ち向かうこと。(出典:デジタル大辞泉)

対抗(たいこう)
意味:互いに勝利を争うこと。互いに張り合うこと。(出典:デジタル大辞泉)

衝突(しょうとつ)
意味:相反する立場・利害などがぶつかって争いとなること。(出典:デジタル大辞泉)

対立(たいりつ)
意味:二つのものが反対の立場に立つこと。また、二つのものが互いに譲らないで張り合うこと。(出典:デジタル大辞泉)

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