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寝言とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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寝言

「寝言を言うな」などのように使う「寝言」という言葉。

「寝言」は、訓読みで「ねごと」と読みます。

「寝言」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「寝言」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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寝言の意味

「寝言」には次の意味があります。

1眠っている間に無意識に発する言葉。
2訳のわからない言葉。たわごと。
(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

寝言の意味①「眠っている間に無意識に発する言葉」

「寝言」の一つ目の意味は「眠っている間に無意識に発する言葉」です。

わかりやすく言うと、「無意識にでてくる言葉」を指します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・起きる気配は少しも見せずに、寝言を呟きながら夢の世界へと戻っていく。
(出典:熊谷達也『邂逅(かいこう)の森』)

・時々寝言で自分の名前を呼ばれるたびに、くすぐったい気持ちになった。
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第1巻』)

・日中はイタリア語で会話をしていても、みんな寝言は必ず母国語で言う。
(出典:田丸公美子『パーネ・アモーレ イタリア語通訳奮闘記』)

類語

・譫言(うわごと)
意味:高熱などで意識の混濁している人が無意識に口走る言葉。
(出典:デジタル大辞泉)

・本音を漏らす(ほんねをもらす)
意味:心中の思いを口に出していう。
(出典:デジタル大辞泉)

・夢遊病(むゆうびょう)
意味:睡眠の途中で起き上がってした動作を何も記憶していない病的症状。
(出典:デジタル大辞泉)

寝言の意味②「訳のわからない言葉」

「寝言」の二つ目の意味は「訳のわからない言葉」です。

①から転じて作られた意味で、寝ているときにでるような訳の分からない言葉を指します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・さっさと俺に占領させたら平和になるとか、そういう寝言を言いたいのか?
(出典:吉野匠『レイン外伝 仄暗き廃坑の底で』)

・そしてこの寝言みたいな文句が、いったい何を意味するというんでしょう?
(出典:A・C・ドイル『新潮文庫 シャーロックホームズ全集 マスグレーヴ家の儀式』)

・これ以上おまえの寝言の相手になっているとこっちの顎が干上っちまわ。
(出典:井上ひさし『雨』)

類語

・戯言(たわごと・ざれごと)
意味:たわけた言葉。ばかばかしい話。また、ふざけた話。
(出典:デジタル大辞泉)

・譫言(うわごと)
意味:筋道の立たない言葉。
(出典:大辞林 第三版)

・洒落(しゃれ)
意味:戯れにすること。冗談事。
(出典:デジタル大辞泉 )

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