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寛解とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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寛解

「病気の寛解」などのように使う「寛解」という言葉。

「寛解」は、音読みで「かんかい」と読みます。

「寛解」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「寛解」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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寛解の意味

「寛解」には次の意味があります。

病気の症状が、一時的あるいは継続的に軽減した状態。または見かけ上消滅した状態。(出典:デジタル大辞泉)

「完解」は、あくまでも病気が良くなった状態を意味し、病気が完全に治った状態である「完治」や「根治」とは異なります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

寛解するか分裂するかは誰にもわからないのよ。
(出典:池上永一『レキオス』)

・心がやっと少しずつ寛解して来たのを覚えていた。
(出典:梶井基次郎『器楽的幻覚』)

・症状が寛解した患者を退院させようとすると、身寄りの者が引き取りを渋る場合がしばしばある。
(出典:多島斗志之『症例A』)

・数年間、悪化と寛解の波をくぐるなかで、及川氏の症状は根をおろして沈潜し、固定してしまった。
(出典:多島斗志之『症例A』)

・精神分析の使命は「真相の究明」ではなく、「症候の寛解」だからです。
(出典:内田樹『寝ながら学べる構造主義』)

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類語

改善かいぜん
意味:物事の悪い面を改めてよくすること。よい方向へ改めること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

緩和かんわ
意味:厳しさや激しさの程度を和らげること。また、和らぐこと。(出典:デジタル大辞泉)

緩解かんかい
意味:ゆるんでもどること。病気や疼痛の症状の度合が軽くなること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

軽減けいげん
意味:負担・苦痛などを減らして軽くすること。また、減って軽くなること。(出典:デジタル大辞泉)

鎮めしずめ
意味:治めて落ち着かせること。(出典:デジタル大辞泉)

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