家具
「家具を購入する」などのように使う「家具」という言葉。
「家具」は、音読みで「かぐ」と読みます。
「家具」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「家具」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
家具の意味
「家具」には次の意味があります。
・家に備えつけ、日常使用する道具類。たんす・机・いすなど。（出典：デジタル大辞泉）
「家具」をわかりやすく言うと「日常生活で使用するために用意する道具」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・そこにある家具類は私ぐらいの人間にちょうどいい大きさなのである。
（出典：バローズ『火星のプリンセス』）
・そこには別な大きな部屋があり、同じように優雅な家具が置いてあった。
（出典：J・ブリッシュ『スター・トレックTV版(全12巻) 3 地球上陸命令』）
・家具つきの部屋がたった一つ、部屋代は週八ドルというしろものである。
（出典：O・ヘンリー／大久保博訳『O・ヘンリー短編集(下)』）
・それに家具が好きだという彼の言葉は私には何の意味ももたらさない。
（出典：ウルフ／西崎憲編訳『ヴァージニア・ウルフ短篇集』）
・その下宿は大きい低い天井の部屋で、家具らしい物はほとんどなかった。
（出典：マクドナルド・ジョージ『世界怪談名作集』）
・そこにあったはずの絵画や家具などはすっかり取りはずされてしまっていた。
（出典：ハーラン・エリスン『ステンレス・スチール・ラット シリーズ(全5巻) 2 ステンレス・スチール・ラットの復讐』）
・数人の人が、まだ炎に包まれてない建物の横から、家具を運び出していた。
（出典：イネス／皆藤幸蔵訳『銀塊の海』）
・広辻の自分の室の上品な家具や天井を高くした作りを眺めたが駄目だつた。
（出典：スティーブンソン・ロバート・ルイス『ジーキル博士とハイド氏の怪事件』）
