実績
「実績がある」などのように使う「実績」という言葉。
「実績」は、音読みで「じっせき」と読みます。
「実績」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「実績」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
実績の意味
「実績」には次の意味があります。
・実際に現れた功績、または成績。(出典:デジタル大辞泉)
わかりかりやすく言えば「過去の成績や成果」のことです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・国内トップの研究所でロケット研究してきた実績と実力があるんですから。
(出典:池井戸潤『下町ロケット』)
・もっとも、過去数ヶ月の実績にかんがみればごく自然な結論なのだが。
(出典:米澤穂信『古典部シリーズ2 愚者のエンドロール』)
・それだけの実績では『書籍化するほどの人気がある』とは認められない。
(出典:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第3巻』』
・実績的には何の不安もないが、今回ばかりは敵を屠るだけの戦いとは違う。
(出典:喬林知『今日からマ王 第13巻 「これがマのつく第一歩! 」』)
・お望みのように仕上げてもいいのだが、わたしは実績主義なんでね。
(出典:星新一『地球から来た男』)
類語
・成果(せいか)
意味:あることをして得られたよい結果。(出典:デジタル大辞泉)
・業績(ぎょうせき)
意味:事業や研究などの上での成果。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・足跡(あしあと)
意味:仕事のうえでの成果。業績。(出典:デジタル大辞泉)
・功績(こうせき)
意味:あることを成し遂げた手柄。すぐれた働きや成果。(出典:デジタル大辞泉)
・出来(でき)
意味:できあがった状態。できぐあい。できばえ。(出典:デジタル大辞泉)