実技
「実技講習」などのように使う「実技」という言葉。
「実技」は、音読みで「じつぎ」と読みます。
「実技」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「実技」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
実技の意味
「実技」には次の意味があります。
・ 実際に行なう技術・演技。(出典:デジタル大辞泉)
「実技テスト」であれば、「実際に技術や演技を披露するテスト」のことです。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・このクラスでは今から実技指導の教師が姿を見せる段取りになっている。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 12 ダブルセブン編』)
・試合の翌日、ぼくたちはいつもの練習場に集められ、実技訓練を受けた。
(出典:眉村卓『不定期エスパー1』)
・防衛大は基地から離れているので実技の回数にも制限があったからだ。
(出典:松岡圭祐『千里眼 The Start』)
・実技の方が重視されているとはいえ、互いが興味を持つのに不思議はない。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 3 九校戦編 <上>』)
・ウィーンに帰って助産学の講師になり聖マルコ病院で実技教育を行った。
(出典:水上茂樹『偉大な医師たち』)
・ぼくは、だから、そうした実技訓練になると、いつも好成績をおさめた。
(出典:眉村卓『不定期エスパー1』)
・芸術といっても、実技が主で、生徒たちのそれを見せてくれた。
(出典:星新一『きまぐれエトセトラ』)
・生徒たちに兵としての基本的な心構えを説き、実技、戦術を教えている。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 10-もうひとつの撤退戦』)