宝石
「煌びやかな宝石」などのように使う「宝石」という言葉。
「宝石」は、音読みで「ほうせき」と読みます。
「宝石」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「宝石」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
宝石の意味
「宝石」には次の意味があります。
・ 産出量が少なく、硬度が高くて、美しい光彩をもち、装飾用としての価値が高い非金属鉱物。(出典:デジタル大辞泉)
サイズが大きいほど高価なものが多く、ダイヤモンド・サファイヤ・ルビーなどの総称を宝石と呼びます。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・前は服やちょっとした宝石を、同じように二人で見て選んだというのに。
(出典:夏石鈴子『家内安全』)
・お秀にはこの時ほどお延の指にある宝石が光って見えた事はなかった。
(出典:夏目漱石『明暗』)
・そうして私と結婚したい考えで、大切な宝石を見せたものに違いないのです。
(出典:谷瑞恵『伯爵と妖精 第16巻 誓いのキスを夜明けまでに』)
・しかも、彼女はたしかに宝石を身につけて、家を出たらしいのである。
(出典:小酒井不木『「マリー・ロオジェ事件」の研究』)
・しかし五十億の宝石が、全部だめになってしまったとは考えられない。
(出典:森村誠一『恐怖の骨格』)
類語
・ジェム
意味:宝石。(出典:デジタル大辞泉)
・宝玉(ほうぎょく)
意味: 貴重な玉。(出典:デジタル大辞泉)
・宝珠(ほうじゅ)
意味:宝玉。(出典:デジタル大辞泉)
・貴石(きせき)
意味:宝石。(出典:デジタル大辞泉)
・珠玉(しゅぎょく)
意味:真珠と宝石。(出典:デジタル大辞泉)