安全
「安全運転」などのように使う「安全」という言葉。
「安全」は、音読みで「あんぜん」と読みます。
「安全」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「安全」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
安全の意味
「安全」には次の意味があります。
・危険がなく安心なこと。傷病などの生命にかかわる心配、物の盗難・破損などの心配のないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
物事が、損傷や損害などを受ける心配が無いことを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・岩山の燃え草のない所へ行けば安全である。
(出典:寺田寅彦『銀座アルプス』)
・薄闇の中に、安全な道路がかすかに光っていた。
(出典:C・L・ムーア『N・W・スミス&ジレル・シリーズ(全4巻) 2 異次元の女王』)
・私はいろいろの研究の結果、家庭が一番安全だという結論に達しました。
(出典:浜尾四郎『悪魔の弟子』)
・いかなる攻撃に対しても絶対といっていいほど安全に保護されている。
(出典:E・E・スミス/川口正吉訳『スカイラーク3』)
・自分がちゃんと安全確認をしていればこのような騒ぎにならなかったはずだ。
(出典:田口仙年堂『吉永さん家のガーゴイル 第1巻』)
類語
・安心(あんしん)
意味:気にかかることがなく心が落ち着いていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・セーフティー
意味:安全。安全性。(出典:デジタル大辞泉)
・安泰(あんたい)
意味:無事で安らかなこと。危険、心配などのないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・無事(ぶじ)
意味:過失や事故のないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・安寧(あんねい)
意味:無事でやすらかなこと。特に、世の中が穏やかで安定していること。(出典:デジタル大辞泉)