学歴
「学歴を記載する」などのように使う「学歴」という言葉。
「学歴」は、音読みで「がくれき」と読みます。
「学歴」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「学歴」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
学歴の意味
「学歴」には次の意味があります。
・学業に関する経歴。どんな学校で学び卒業したかという経歴。特に、大学、専門学校等の高等教育についていう。(出典:精選版 日本国語大辞典)
二字熟語の構成の通り学業の経歴を意味して使用します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・パリとロンドンの大学に留学していたというものすごい学歴の人もいた。
(出典:群ようこ『別人「群ようこ」のできるまで』)
・だとしたら学歴や収入で選ぶ方が正解というものではなかっただろうか。
(出典:林真理子『不機嫌な果実』)
・これだけの学歴があるわたしが働いてやるんだ、感謝しろ、みたいなさ。
(出典:小川勝己『葬列』)
・価値を決定するのは生まれでも育ちでもなければ、学歴や職種でもない。
(出典:大迫純一『ゾアハンター 3 復讐のエムブリオ』)
・だから、わたしは店の者を採用する時も、学歴とか成績表は見ません。
(出典:遠藤周作『ぐうたら交友録』)
類語
・履歴(りれき)
意味:その人が経てきた学業・職業など。経歴。(出典:デジタル大辞泉)
・経歴(けいれき)
意味:今まで経験してきた仕事・身分・地位・学業などの事柄。履歴。(出典:デジタル大辞泉)
・前歴(ぜんれき)
意味:今までの経歴。(出典:デジタル大辞泉)
・略歴(りゃくれき)
意味:簡単な履歴。だいたいの経歴。また、それを書き記したもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・過去(かこ)
意味:過ぎた昔の経歴。(出典:精選版 日本国語大辞典)