妥結
「交渉が妥結する」などのように使う「だけつ」という言葉。
「妥結」は、音読みで「だけつ」と読みます。
「妥結」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「妥結」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
妥結の意味
「妥結」には次の意味があります。
・利害の対立する二者が、同意に達して約束を結ぶに至ること。双方が互いに折れ合って、話がまとまること。(出典:デジタル大辞泉)
「妥結」をわかりやすく言うと「考えなどが対立する二者が歩み寄り、話をまとめること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・というもので、外交交渉の妥結をねがう天皇には大いに不満なものがあった。
(出典:半藤一利『指揮官と参謀 コンビの研究』)
・この問題に妥協が成立しない限り、対米交渉が妥結しないことは日本もよく承知しているのである。
(出典:五味川純平『御前会議』)
・ご異存がなければこれをもって交渉妥結として、確認書を取りかわしたいと思います。
(出典:森村誠一『科学的管理法殺人事件』)
・彼は十対六で妥結しようと考え、抵抗する加藤を説得し、ときには怒鳴りつけることもあった。
(出典:豊田穣『海軍軍令部』)
・一社が相場をつくると、残った各社が十分以内でバタバタ妥結する。
(出典:本田靖春『ニューヨークの日本人』)
類語
・和解(わかい)
意味:争っていたもの、反発しあっていたものが仲直りすること。(出典:デジタル大辞泉)
・妥協(だきょう)
意味:対立した事柄について、双方が譲り合って一致点を見いだし、おだやかに解決すること。(出典:デジタル大辞泉)
・折り合い(おりあい)
意味:折り合うこと。譲り合って解決すること。(出典:デジタル大辞泉)
・折衷(せっちゅう)
意味:いくつかの異なった考え方のよいところをとり合わせて、一つにまとめ上げること。(出典:デジタル大辞泉)
・譲歩(じょうほ)
意味:自分の意見や主張を押さえて相手の意向に従ったり妥協したりすること。(出典:デジタル大辞泉)