妙案
「妙案が浮かぶ」などのように使う「妙案」という言葉。
「妙案」は、音読みで「みょうあん」と読みます。
「妙案」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「妙案」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
妙案の意味
「妙案」には次の意味があります。
・ すぐれた考え。よい思いつき。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「妙案が浮かぶ」であれば、「よい考えが浮かぶ」という意味です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・彼女も半球であり私も半球であったから、これは妙案かも知れなかった。
(出典:小出楢重『大切な雰囲気』)
・こんなわずらわしいやり方はやめたいと思うのだが、妙案はないのかな?
(出典:富野由悠季『機動戦士ガンダムIII』)
・何口食べる内にあんたが妙案を閃いてくれるか試してみようかしら!
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 10 昼壊し編』)
・そして私はこの妙案を実現するため、ただ好機を待つばかりでした。
(出典:佐藤正彰訳『千一夜物語』)
・その猛威はとてものことでは防ぎきれないから、なかなか妙案はでてこない。
(出典:半藤一利『幕末辰五郎伝』)
類語
・名案(めいあん)
意味:すぐれた案。よい考え。(出典:デジタル大辞泉)
・良案(りょうあん)
意味:よい考え。(出典:デジタル大辞泉)
・グッドアイデア
意味:うまい着想。よい思いつき。(出典:デジタル大辞泉)
・思付(おもいつき)
意味:うまい考え。よい着想。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・奇策(きさく)
意味:人の予想もしない奇抜なはかりごと。(出典:デジタル大辞泉)