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如月とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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如月

「如月はまだ寒い」などのように使う「如月」という言葉。

「如月」は、「きさらぎ」と読みます。

「如月」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「如月」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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如月の意味

如月には次の意味があります。

陰暦2月の異称。(出典:日本大百科全書)

分かりやすくいうと、2月の事です。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・バイクでひとっ走りすると、身体の中を、如月も終わりの風が吹き抜けた
(出典:香月日輪『妖怪アパートの幽雅な日常1』)

・今はちょうど二月で如月でありますが、木更衣とも書きます
(出典:高楠順次郎『東洋文化史における仏教の地位』)

如月のはじめから三月の末へかけて、まだしっとりと春雨にならぬ間を、毎日のように風が続いた。
(出典:泉鏡花『菎蒻本』)

・婚約者と平行線を辿っている如月満月など、それを如実に表している。
(出典:樹生かなめ『~ラベンダー書院物語~ その男、熱愛中につき』)

・「如月の望月のころ」は二月十五日をいうが、太陽暦では三月末に当たる。
(出典:大岡信『名句歌ごよみ[春]』)

・世の人は知るや知らずや、如月二月、さきがけて咲いた花の心は、悔なしの一語に尽きます。
(出典:荒俣宏『帝都物語3』)

・今年の如月、戌の刻を少し回った頃でございます。
(出典:林真理子『本朝金瓶梅』)

・破戸の隙間洩る白い光は如月の暁に近い残月であった。
(出典:吉川英治『剣の四君子』)

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