好青年
「彼のような好青年」などのように使う「好青年」という言葉。
「好青年」は、音読みで「こうせいねん」と読みます。
「好青年」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「好青年」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
好青年の意味
「好青年」には次の意味があります。
・快活で感じの良い青年。（出典：デジタル大辞泉）
「好青年」とは「見た目の感じがよく、さわやかな男性」を指します。現代風に言えば「中身が伴うイケメン」といえるでしょう。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・彼女の不幸に同情してくれる好青年が出てくれば、最善の解決なんですがなあ。
（出典：K・H・シェール『ドイツSF／シェール初期長編(全4巻) 3 地球への追放者』）
・河合は小学校時代からは想像もできないほどの好青年になっていた。
（出典：姉小路祐『動く不動産』）
・聞いた限りでは何も悪いことはしていないし、寧ろ好青年なのです。
（出典：京極夏彦『鉄鼠の檻』）
・そうなったら、ジェフがもとの好青年として目覚めるだけじゃないか。
（出典：高千穂遙『ダーティペアシリーズ2 ダーティペアの大逆転』）
・柏木さんは一見好青年で、非常に女子高生うけするタイプなのだった。
（出典：今野緒雪『マリア様がみてる 11 パラソルをさして』）
類語
・イケメン
意味：イケてるメン(men)の略。ルックスのいい男性。メンは「面」との説も。（出典：デジタル大辞泉）
・紳士（しんし）
意味：上品で礼儀正しく、教養の高いりっぱな男性。ジェントルマン。（出典：デジタル大辞泉）
・快男児（かいだんじ）
意味：性質がさっぱりした気持ちのよい男。快活で男らしい男。（出典：デジタル大辞泉）
・男前（おとこまえ）
意味：性格や態度が男らしいこと。男気があること。（出典：デジタル大辞泉）
・偉丈夫（いじょうふ）
意味：からだが大きくてたくましい男。また、人格のすぐれている男。（出典：デジタル大辞泉）
