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あみだくじとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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あみだくじ

「あみだくじで決める」などのように使う「あみだくじ」という言葉。

「あみだくじ」は、漢字で「阿弥陀籤」と書きます。

「あみだくじ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「あみだくじ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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あみだくじの意味

「あみだくじ」には次の意味があります。

紙に人数分の放射状の線を書き,一端に対象となるものを書いてこれを隠す。そして各人が別の端を引いてこれを引き当てる。この放射状の図形が阿弥陀像の光背に似ているので〈あみだくじ〉と呼ばれるようになったという。最近では,縦の線を何本か書き,下端に対象物を書いて隠し,縦線の間に各人が好きなように横線を入れる。横線はどのように入れてもかまわない。これは,横線を1本入れることによって左右の線が入れかわるだけであるから,何本入れても必ず上端と下端は1対1の対応をする。(出典:世界大百科事典 第2版)

役割や当たりはずれなどを、運に任せて決める時によく使われる方法です。
「あみだ」とも言います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

あみだくじを下からさかのぼるように、解決の糸口を探していく。
(出典:古沢良太,相田冬二『キサラギ』)

・ナナエが自分のノートにあみだくじを書き、四人はそれぞれにくじを引き、なにについて書くかきめた。
(出典:片岡義男『少女時代』)

あみだくじをたどるように車の隙間にMTBを駆る。
(出典:有川浩『空の中』)

・動機は、もしこれが動機といえるのならの話だが「あみだくじが自殺を指したから」ということになるのだろう。
(出典:別役実『犯罪症候群』)

・もし祐巳がそういう恵まれた立場だったら、あみだくじで決めたっていいと思う。

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類語

おみくじ
意味:「みくじ」ともいい、御鬮、御孔子とも書く。くじを引いて神意を問う占いの一種。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

ランダム
意味:無作為にすること。任意にすること。手あたり次第にすること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

くじ
意味:紙片や竹片などに文句や記号を記し、その一つを抜き取って、事の成否や吉凶を判断したり、当落・順番などを決めたりする方法。また、その紙片・竹片など。古くは神意をうかがうのに用いた。(出典:デジタル大辞泉)

宝くじたからくじ
意味:地方自治体の財政資金の調達に資する目的で発売される当選金品付き抽選券のこと。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

福引ふくびき
意味:くじ引きによって品物を人々に分け与えること。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

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