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奇々怪々とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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奇々怪々

「奇々怪々な現象」などのように使う「奇々怪々」という言葉。

「奇々怪々」は、音読みで「ききかいかい」と読みます。

「奇々怪々」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「奇々怪々」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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奇々怪々の意味

「奇々怪々」には次の意味があります。

・きわめて奇怪なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

人の理解を超える状況や不思議なことに遭遇した際に用いる言葉です。
「奇」「怪」がそれぞれ2つ使用されているので、不思議で怪しい様子が強調されています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・今では 脳天に二十もの致命傷を受けながら、きやつらはまた立ち上がる、 そしてわれわれを椅子から押しのける。かかる殺しもさることながら、 これはまた実に奇々怪々と言うべきだ。
(出典:シェイクスピア/大山俊一訳『マクベス』)

・何よりも理解しがたいのは、同一人物とは思えない豹変ぶりの奇々怪々
(出典:森瑤子『非常識の美学』)

・すでに私は、ホームズの調査に対し並々ならぬ興味を抱いていた。これまで記録した二つの事件のように、奇々怪々たる特徴があるわけではない。事件の性質や依頼人の身分の高さに、独特のものを感じるのだ。
(出典:ドイル・アーサー・コナン『ボヘミアの醜聞』)

・ということは、奇々怪々な夢を見ているというわけではない。
(出典:ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 3 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』)

・いよいよ出でていよいよ奇々怪々な世の中になって来た。
(出典:山田風太郎『戦中派不戦日記』)

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類語

・神秘(しんぴ)
意味:人間の知恵では計り知れない不思議なこと。普通の認識や理論を超えたこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・神妙(しんみょう)
意味: 人知を超えた不思議なこと。(出典:デジタル大辞泉)

・奇跡(きせき)
意味:常識で考えては起こりえない、不思議な出来事・現象。(出典:デジタル大辞泉)

・摩訶不思議(まかふしぎ)
意味:非常に不思議なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・奇妙(きみょう)
意味:珍しく、不思議なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

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