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天涯孤独とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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天涯孤独

「私は天涯孤独だ」などのように使う「天涯孤独」という言葉。

「天涯孤独」は、音読みで「てんがいこどく」と読みます。

「天涯孤独」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「天涯孤独」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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天涯孤独の意味

「天涯孤独」には次の意味があります。

遠く異郷に、ひとり暮らすこと。また、身寄りがないこと。(出典:デジタル大辞泉)

天涯は空の果て、孤独は独りぼっちという意味があり、故郷から遠く離れた土地で独りぼっちになることを表します。

昨今では一生独身であるといった意味を込められて用いられることも多々あります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・確かあの時、マリオはこれで天涯孤独の身になったと言っていたはずだ。
(出典:楡周平『マリア・プロジェクト』)

・ご両親もすでに亡くなり、天涯孤独でひっそりと暮らしている人だった。
(出典:群ようこ『無印親子物語』)

天涯てんがい孤独の身となったガッシュは、しかし村には残らずに冒険者となった。
(出典:ベニー松山『風よ。龍に届いているか(下)』)

・この場合は楽屋で息を引きとった天涯孤独な役者のものだという。
(出典:永六輔『芸人その世界』)

・お互い、天涯孤独ということも、ふたりの心を近づける要因のひとつだろう。
(出典:井上祐美子『五王戦国志 外伝 雪花譜』)

類語

独りぼっち(ひとりぼっち)
意味:仲間や頼る人などがいなくて、ただひとりであること。(出典:デジタル大辞泉)

単身(たんしん)
意味:家族のいないこと。特に、結婚していないこと。また、その人。ひとりみ。独身。(出典:デジタル大辞泉)

孤塁(こるい)
意味:ただ一つ残って味方の助けのないとりで。孤立したとりで。比喩的に、ただ一つだけ残った根拠地の意に用いられる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

孤立無援(こりつむえん)
意味:仲間がいずに一人ぼっちで、援助する者のいないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

孤客(こかく)
意味:ひとりだけで旅している人。一人の旅人。こきゃく。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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