大雪
「大雪になった」などのように使う「大雪」という言葉。
「大雪」は、訓読みで「おおゆき」と読みます。
「大雪」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「大雪」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
大雪の意味
「大雪」には次の意味があります。
・雪が大量に降ること。また、大量に降り積もった雪。豪雪。(出典:デジタル大辞泉)
「大雪」をわかりやすく言うと「雪がたくさん降り積もること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・夜のあいだに降った大雪がこれまでにないほどの多くの獣たちを殺したのだ。
(出典:村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 2』)
・そしてこうやって大雪の中、十も年下の男の人とドライブしてるんだわ。
(出典:小池真理子『雪ひらく』)
・「今年はいつになく寒い、大雪になるぞ」 父王は口をへの字に曲げた。
(出典:黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 1 大和の巻』)
・私が一燈園にかえってあくる朝は大雪で、林も垣根もま白になりました。
(出典:倉田百三『青春の息の痕』)
・さうでもしなければ、この大雪の日に凍え死んでしまふぢやありませんか。
(出典:岡本綺堂『俳諧師』)
・今年は近年にない大雪が降ったので附近には雪が三、四尺も積ってます。
(出典:加藤文太郎『単独行』)
・一度東京で大雪が降り、玄関から門までスキーを走らせたことがある。
(出典:石川欣一『可愛い山』)
・二日からは大雪、それを冒して大町警察署長の一行が現場に向かった。
(出典:石川欣一『針の木のいけにえ』)