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大団円とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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大団円

「大団円を迎える」などのように使う「大団円」という言葉。

「大団円」は、音読みで「だいだんえん」と読みます。

「大団円」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「大団円」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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大団円の意味

「大団円」には次の意味があります。

演劇や小説などの最後の場面。すべてがめでたく収まる結末についていう。(出典:デジタル大辞泉)

わかりやすく言えば「ハッピーエンド」のことです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・こうして三銃士の死をそれぞれ劇的に描いて、本篇は大団円となるのである。
(出典:アレクサンドル・デュマ/石川登志夫訳『鉄仮面(下)』)

・終わりそうで終わらないこの物語も、いよいよこのシリーズで大団円を迎えます。
(出典:エディングス『マロリオン物語01 西方の守護者』)

・悲しみも怒りもそこにはない。驚き呆あきれ、そしてついには大団円を見て、手を叩いて笑うのかもしれない。
(出典:中島らも『今夜、すべてのバーで』)

・いったい俺は本当にああいう大団円を望んでいただろうか?
(出典:ツルゲーネフ/米川正夫訳『片恋・ファウスト』)

・あの三つの事件が大団円を迎えた三つの邸を、なぜルパンはわざわざ選んだのだろう?
(出典:ルブラン/野内良三訳『ルパン対ホームズ』)

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類語

ハッピーエンド
意味:小説・演劇・映画などで、物語の最後が都合よくめでたく終わること。(出典:デジタル大辞泉)

フィナーレ
意味: 演劇などの最後の幕。また、物事の締めくくりの部分。大詰め。(出典:デジタル大辞泉)

終幕(しゅうまく)
意味:演劇の最後の一幕。(出典:デジタル大辞泉)

完(かん)
意味:終わること。小説や映画などの終わりに用いる。(出典:デジタル大辞泉)

大詰(おおづめ)
意味:芝居の最終の幕、また場面。(出典:デジタル大辞泉)

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