とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説
多才
「多才な技量を持つ」などのように使う「多才」という言葉。
「多才」は、音読みで「たさい」と読みます。
「多才」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「多才」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
多才の意味
「多才」には次の意味があります。
・いろいろな才能をもっていること。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと、色んなことができると意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・彼の多才がいかなる註文にも応じえたというふうなものでもない。
(出典:小林秀雄『モオツァルト』)
・商人たちの多才ぶりはどこまでいくのだろうか。
(出典:支倉凍砂『狼と香辛料XI Side ColorsII』)
・彼女を、歴史上の最高の外交家に仕立てたのはこの精神的多芸多才である。
(出典:ストレイチー・リットン『エリザベスとエセックス』)
・しかし君子は多才多芸でなければならないだろうか、決してそうではない、という意味。
(出典:魯迅『阿Q正伝』)
・ともかく作家としても多芸多才な努力家なので、かれは文壇のエジソンと呼ばれるようになる。
(出典:ウェルズ/浜野輝訳『ダヴィドソンの眼の異常な体験』)
類語
・多能(たのう)
意味:多くの技芸・技能をもっていること。(出典:デジタル大辞泉)
・多芸(たげい)
意味:多くの技芸を身につけていること。多方面に才能があること。(出典:デジタル大辞泉)
・器用(きよう)
意味:役に立つ才能があること。(出典: 精選版 日本国語大辞典)
・万能(ばんのう)
意味:何事にもすぐれていること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・オールマイティ
意味:何でも完全にできること。(出典:精選版 日本国語大辞典)