変更
「予定を変更する」などのように使う「変更」という言葉。
「変更」は、訓読みで「へんこう」と読みます。
「変更」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「変更」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
変更の意味
「変更」には次の意味があります。
・決められた物事などを変えること。（出典：デジタル大辞泉）
「変更」をわかりやすく言うと「一度決まったことを変えること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・それで、わたくしたちも多少計画を変更しなければならなくなりました。
（出典：ブラウン『天の光はすべて星』）
・母がいなくなった家の内にはきょうまでに、一つ二つの変更が行われた。
（出典：宮本百合子『母』）
・けれども何か変更を加えたほうがよいならば、今からでも間に合います。
（出典：モーツァルト／服部龍太郎訳『モーツァルトの手紙』）
・途中で変更したくても、発表しちゃった以上はなかなか取り消せません。
（出典：今野緒雪『マリア様がみてる 16 バラエティギフト』）
・葬式の花の準備のことについて、変更があったということが書かれている。
（出典：坂東眞砂子『身辺怪記』）
類語
・改定（かいてい）
意味：法律・制度など以前のものを改めて新しく定めること。（出典：デジタル大辞泉）
・改正（かいせい）
意味：まちがいや不十分な点を直して、よくすること。具合の悪い点などを変えること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・補正（ほせい）
意味：足りないものを補ない、間違いを正しく直すこと。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・修整（しゅうせい）
意味：よくない点や出来の悪いところを整え直すこと。（出典：デジタル大辞泉）
・訂正（ていせい）
意味：誤りを正しくなおすこと。ことばや文章の誤りをただし改めること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
