壮大
「壮大な計画」などのように使う「壮大」という言葉。
「壮大」は、音読みで「そうだい」と読みます。
「壮大」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「壮大」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
壮大の意味
「壮大」には次の意味があります。
・規模が大きくてりっぱなこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
「壮」と「大」はどちらも「大きくて立派」を意味する漢字であり、「壮大」は同じ意味の漢字を重ねた二字熟語です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・小池はこの壮大な夢を現実化するのは、決して不可能ではないと思った。
(出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(下)』)
・それほど壮大な建築物が地上に存在するとは、にわかには信じられない。
(出典:田中芳樹『アルスラーン戦記外伝 東方巡歴』)
・この壮大さ、華麗さはこの世のものではない、と私はもう夢心地だった。
(出典:藤原正彦『若き数学者のアメリカ』)
・その取材に答えて彼はあの頃、次は壮大なSFを書くのだと言っています。
(出典:筒井康隆『大いなる助走』)
・沖縄の墓は壮大で誰も一度見たら忘れられないでありましょう。
(出典:柳宗悦『手仕事の日本』)
類語
・壮観(そうかん)
意味:規模が大きくすばらしいさま。また、その眺め。 (出典:大辞林 第三版)
・豪華(ごうか)
意味:ぜいたくで、はでなこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・雄大(ゆうだい)
意味:規模が大きく堂々としていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・豪奢(ごうしゃ)
意味:非常にぜいたくで、はでなこと。 また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)