圧力
「圧力をかける。」などのように使う「圧力」という言葉。
「圧力」は、音読みで「あつりょく」と読みます。
「圧力」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「圧力」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
圧力の意味
「圧力」には次の意味があります。
・押しつける力。(出典:精選版 日本国語大辞典)
物理的に物体にかかる力だけでなく、人を威圧する際の力としても使用されます。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・之は博士自身にとっては外部から来る圧力に押された迄だったのである。
(出典:戸坂潤『社会時評』)
・これで記事にしたらゆるさないぞ、っていう圧力をかけているんだろう。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 3 いばらの森』)
・靴底の素材の機械的な特性が、加えられる圧力に応じて変化するのです。
(出典:ホーガン『星を継ぐもの』)
・こんどは、体がその圧力になれるまで待つなどということはしなかった。
(出典:ウェルズ/赤坂長義訳『月世界最初の人間』)
・ここに至って僕に出馬するよう、つよい圧力が加えられたというわけだ。
(出典:A・C・ドイル『新潮文庫 シャーロックホームズ全集 最後の挨拶』)
類語
・重圧(じゅうあつ)
意味:強い力で圧迫すること。強くおさえつけること。(出典:デジタル大辞泉)
・プレッシャー
意味:圧力。特に、精神的圧迫。(出典:デジタル大辞泉)
・歪力(わいりょく)
意味:物体内部の任意の面に働く力。応力。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・応力(おうりょく)
意味:物体が外力を受けたとき、それに応じて内部に現れる抵抗力。(出典:デジタル大辞泉)
・ストレス
意味:何らかの刺激(ストレッサー)によって生体に生じる生理的なひずみとこれに対する非特異的な生体の反応をいう。(出典:百科事典マイペディア)