園児
「園児の通学路」などのように使う「園児」という言葉。
「園児」は、音読みで「えんじ」と読みます。
「園児」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「園児」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
園児の意味
「園児」には次の意味があります。
・幼稚園・保育園に通う子供。(出典:デジタル大辞泉)
幼児は幼い子供を指す言葉で、園児は幼稚園・保育園に通う子供を指す言葉になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・これらの園児を送り迎えする車のために駐車場が設けられているのである。
(出典:森村誠一『人間の証明』)
・三時の鐘が幼稚園のなかのどこかで鳴り、園児たちが建物の外へ出てきた。
(出典:片岡義男『私はいつも私 片岡義男 恋愛短篇セレクション 別れ』)
・こういう園児を相手にしている保母たる者も、容易な仕事ではないと思われる。
(出典:横溝正史『悪魔の家』)
・幼稚舎で一緒だった園児たちの中で、唯一忘れなかった名前だった。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 6 ウァレンティーヌスの贈り物(後編)』)
・あれは八人乗りですから、運転手ひとりと園児十人までです。
(出典:西風隆介『神の系譜VII 竜の源 高句麗』)
・あと二カ月もすれば、来年の園児を募集する大切な時期になりますからね。
(出典:山村美紗『京都殺人地図』)
・午後のこの時間には、園児たちはすでに自宅へ帰っていた。
(出典:片岡義男『少女時代』)
・そこに着いた二人は、既に園児たちの帰った後の静かな幼稚園を門の外から覗いた。
(出典:片山憲太郎『電波的な彼女2』)