スポンサーリンク

国璽とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

国璽

「国璽を押す」などのように使う「国璽」という言葉。

「国璽」は、音読みで「こくじ」と読みます。

「国璽」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「国璽」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

国璽の意味

「国璽」には次の意味があります。

国家の表象として用いる印。日本では明治元年(1868)から使われ、現用のものは明治7年(1874)に作製された約9センチ四方の金印。ともに「大日本国璽」と刻された。現在は勲記だけに用いる。(出典:デジタル大辞泉)

つまり、「国璽」とは「国家を表す印」を意味します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・張景恵が黄袱紗に包まれた国璽を、続いて蔵式毅が執政の印綬を捧呈する。
(出典:角田房子『甘粕大尉 ―増補改訂』)

・聖書の黙示録にいっている第六の封印というのは、大法官の保管している国璽でした。
(出典:ディケンズ/青木雄造,小池滋訳『荒涼館』)

・裏には複製不可といわれる国璽の文様があり、間違いなく茶州長官の佩玉だった。
(出典:雪乃紗衣『彩雲国物語 2 黄金の約束』)

・それはデンマーク国璽をうつしたものだったのだ。
(出典:シェイクスピア/大山俊一訳『ハムレット』)

・彼は「王の唯一の同伴者」という肩書の高官であり、文書と国璽の最高責任者であった。
(出典:酒井傳六『古代女王ものがたり』)

類語

官印かんいん
意味:官庁・官吏が職務に使う公式の印。(出典:デジタル大辞泉)

公印こういん
意味:公務で使用する印章。特に、官公署の印(出典:デジタル大辞泉)

私印しいん
意味:個人の用いる印章。(出典:精選版 日本国語大辞典)

印璽いんじ
意味:天皇の印(御璽)と日本国の印(国璽)のこと。(出典:デジタル大辞泉)

職印しょくいん
意味:責任ある職にいる者が職務上用いる、その職名を刻んだ印。(出典:デジタル大辞泉)

タイトルとURLをコピーしました