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四苦八苦とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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四苦八苦

「四苦八苦しながら」などのように使う「四苦八苦」という言葉。

「四苦八苦」は、音読みで「しくはっく」と読みます。

「四苦八苦」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「四苦八苦」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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四苦八苦の意味

「四苦八苦」には次の意味があります。

仏教で人間の苦悩の原因をあげたもの。(出典:百科事典マイペディア)

「四苦八苦」はもともと仏教用語であり、現在では「非常に苦しんだり苦労したりすること」という意味で一般的に使われています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それとも僕が分不相応な立場に四苦八苦する様子がそんなに面白いのか!?
(出典:榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ-第1話』)

・納得のいく説明をするのに四苦八苦しなければならないだろう。
(出典:バローズ/関口幸男訳『恐怖のペルシダー』)

・バランスを取り戻そうと四苦八苦しているが、体勢は悪くなるばかりだ。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 5-5121小隊 episode ONE』)

・貧しい者は自分の命を支えるだけで四苦八苦しなくてはならない。
(出典:石川達三『青春の蹉跌』)

・ガキ大将の私は、涙を見せては沽券に関わると、隠すのに四苦八苦しました。
(出典:安野光雅,藤原正彦『世にも美しい日本語入門』)

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類語

七転八倒(しちてんばっとう)
意味:転げ回ってもがき苦しむこと(出典:デジタル大辞泉)

悪戦苦闘(あくせんくとう)
意味:強敵に対して非常に苦しい戦いをすること。(出典:デジタル大辞泉)

奮闘(ふんとう)
意味:力をふるって戦うこと(出典:デジタル大辞泉)

三重苦(さんじゅうく)
意味:三つの苦しみが重なること。(出典:デジタル大辞泉)

千辛万苦(せんしんばんく)
意味:つらいことや苦しいことをいろいろ経験すること。(出典:デジタル大辞泉)

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