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喧喧諤諤とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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喧喧諤諤

「喧喧諤諤とした議論」などのように使う「喧喧諤諤」という言葉。

「喧喧諤諤」は音読みで「けんけんがくがく」と読みます。

「喧喧諤諤」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「喧々諤々」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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喧喧諤諤の意味

「喧喧諤諤」には次の意味があります。

さまざまな意見が出て、口やかましいこと。また、その様子。(出典:四字熟語を知る辞典)

わかりやすく言うと、「多くの人が集まって、やかましく意見が交わされる様子」という意味になります。
「喧喧諤諤」は、「侃侃諤諤(かんかんがくがく)」と「喧喧囂囂(けんけんごうごう)」という二つの四字熟語が混ざって生まれた言葉です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・食堂からは、親族たちが喧々諤々と議論する声が聞こえてくる。
(出典:竜騎士07『うみねこのなく頃に Episode 1 The Legend of the Golden Witch [A3879D13]』)

・何を公表すべきか、何を公表すべきでないか、喧々諤々が展開される。
(出典:中井拓志『アリス Alice in the right hemisphere』)

・運転免許を持っていないデスクと、大学時代には陸送のバイトで学費を稼いでいたというカーマニアの記者との喧々諤々を拝聴していると、「電話ですよ」と呼ばれた。
(出典:宮部みゆき『龍は眠る』)

・昨晩は喧々諤々の舌戦が繰くり広げられたに違いないし、今でも続いているかもしれない。
(出典:支倉凍砂『狼と香辛料Ⅸ 対立の町<下>』)

・誰かの言ったこの一言がきっかけで、クラス内に喧々諤々の議論が巻き起こり、結果、動物の票は二票で一票、ってことになってしまったのである。
(出典:志瑞祐『やってきたよ、ドルイドさん!』)

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類語

囂囂(ごうごう)
意味:口々にうるさく言いたてるさま。(出典:デジタル大辞泉)

喧喧囂囂(けんけんごうごう)
意味:大勢の人がやかましく騒ぎたてるさま。(出典:デジタル大辞泉)

侃侃諤諤(かんかんがくがく)
意味:正しいと思うことを堂々と主張するさま。また、盛んに議論するさま。(出典:デジタル大辞泉)

議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)
意味:さまざまな意見が数多く出されて、活発に議論されること。(出典:学研 四字熟語辞典)

談論風発(だんろんふうはつ)
意味:談話や議論が活発に行われること。(出典:学研 四字熟語辞典)

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