喜怒哀楽
「喜怒哀楽が激しい」などのように使う「喜怒哀楽」という言葉。
「喜怒哀楽」は、音読みで「きどあいらく」と読みます。
「喜怒哀楽」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「喜怒哀楽」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
喜怒哀楽の意味
「喜怒哀楽」には次の意味があります。
・喜びと怒りと悲しみと楽しみ。人間のさまざまな感情。(出典:大辞林 第三版)
「喜怒哀楽が激しい」とは「感情の起伏が激しい」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・それから喜怒哀楽のコントロールがうまくいかなくなるケースもある。
(出典:吉村達也『トンネル』)
・もともと喜怒哀楽の表情をはっきりと、現わさないほうだった。
(出典:南里征典『田園調布真紅夫人』)
・喜怒哀楽に応じて百面相のように変わる様は、コミカルでさえあった。
(出典:鈴木光司『らせん』)
・俺はかなり喜怒哀楽の変化の激しい人間である。
(出典:平出修『公判』)
・あれほど喜怒哀楽を表面に出さない人もめずらしいわね。
(出典:田中芳樹『創竜伝 第02巻』)
類語
・感情(かんじょう)
意味:物事に感じて起こる気持ち。(出典:デジタル大辞泉)
・情調(じょうちょう)
意味: ものに触れて起こる感情。 (出典:デジタル大辞泉)
・情操(じょうそう)
意味:美しいもの、すぐれたものに接して感動する、情感豊かな心。(出典:デジタル大辞泉)
・情実
意味:いつわりのない気持。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・パッション
意味:情熱。激情。(出典:大辞林 第三版)