命運
「命運が尽きる」などのように使う「命運」という言葉。
「命運」は、音読みで「めいうん」と読みます。
「命運」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「命運」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
命運の意味
「命運」には次の意味があります。
・ めぐりあわせ。運命。身の定め。いのち。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「命運が尽きる」であれば、「身の定めが尽き、これ以上存在し続けられない状態」のことです。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・命運つきたかに見えた現代の事態を救ってもらおうと彼らを説得して。
(出典:アン・マキャフリイ『パーンの竜騎士シリーズ(全16巻) 12 竜の反逆者』)
・沙都子の命運を公的機関に委ねた時にも、俺は似たようなことを言った。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 3 祟殺し編』)
・しかもヤンが敗れたときは、エル・ファシルも命運を共有せねばならぬ。
(出典:田中芳樹『銀河英雄伝説 8 乱離編』)
・その前に消防隊が駆けつけてくれるかどうかで、僕たちの命運は決まる。
(出典:平坂読『ホーンテッド! 2』)
・特に、自分の命運を握っている女を隠す場合は慎重にならざるを得ないだろう。
(出典:西村京太郎『日本のエーゲ海、日本の死』)
類語
・運命(うんめい)
意味:将来の成り行き。(出典:デジタル大辞泉)
・運勢(うんせい)
意味:人の持っている幸運・不運の巡り合わせ。(出典:デジタル大辞泉)
・天命(てんめい)
意味:人の力で変えることのできない運命。(出典:デジタル大辞泉)
・巡り合わせ(めぐりあわせ)
意味:自然にめぐってくる運命。(出典:デジタル大辞泉)
・宿命(しゅくめい)
意味:生まれる前の世から定まっている人間の運命。(出典:デジタル大辞泉)